3月23日(日)

「良友酒家」と「エスパス」@神戸

・醤油鳥(左)
・腸の煮込み(右)

神戸で今最も勢いのある2店、「良友酒家」と「エスパス」。大満足の食いまくり。
東京の人はあんまり知らないかもしれないけど、神戸は中華が大変美味しく、東京・横浜の高級おしゃれ中華とは違う、本物中国人の作る臭く、洗礼された味がたくさんある。そしてほとんどのお店のおばちゃんは東京の人からすると小便垂らしてしまいそうなほど愛想悪く、恐ろしく威嚇的で、メニューも勝手に決めてしまう。2人で行って「ビール、2本」なんていうと「はじめは1本にしとき!、餃子は2つやな、ミル貝も食べるやろ!」、「はい、頂きます」と反抗は出来ない。しかしそのおばちゃん達は一級のプロで、客の心を読み、店の隅々まで見渡し、ちょっと恐いの我慢して言うとおりにしておけば間違いはないのである。





「エスパス」はスパイスの使い方が絶妙で近くに良い店を見つけたとお兄から聞いたのがもう半年以上前。メニューを読んでもどんな味になるのか想像がつかないってのはかなり刺激され、盛り上がらずにはいられない。

(上から)

・ハマチとトマト、アボガドのセビーチェ/ライムとコリアンダー、アボカドオイルで

・カレイとガシラの‥セロリの香りの‥/アサリとサフランのソースで

・白金豚バラ肉のクミン風味/3種の豆で

・鳩のロースト、八角、シナモン風味/アスパラガスのソテー

・花椒(中国山椒)と鷹の爪のプラマンジュ

俺達より若い二人が作る味はそれはそれは挑戦的で若さに溢れ、食べていてこんなにワクワク、気持ちの良い店も珍しい。二人を一度じょんじょろキャンプに招待したいもんだ。





3月20日(木)朝

いつもと変わらぬ朝食


何らいつもと変わらぬの朝食、パンと紅茶とヨーグルト。
しかし、戦争が始まってしまった今日は特別な日、3月20日。数日前バクダッドの状況を伝えるニュースで小学校でも防空壕へ隠れる練習や、近くに爆弾が落ちたときのために頭を抱えて地面に伏せる練習を伝えていたのを思い出す。戦争が始まると休校になる学校もあれば、普段通りの生活をすることが自分たちに出来る唯一の抵抗だからと授業を行う学校もあるらしい。先生は生徒に「明日から戦争が始まるので学校は休校です」とホームルームか何かでいうのだろうか?

戦争という言葉がこの世からなくなってしまえばいい。そして神様はあてにならないみたいだから、宇宙人がやって来てくれればいいのになぁ〜。





3月17日(月)夜

あんかけ御飯


最近、俺の中ではかなり盛り上がっている「あんかけ」。中華鍋のおかげでさらにメニューが増えてきた。今日は豚肉と小松菜の豆板醤風味あんかけごはんだったけど、その他きのこのちょい辛豆乳味あんかけとか、ホタテとエビとチンゲン菜あんかけなどいろいろあります。さらには御飯をチャーハンにしてあんかけチャーハンも楽しんでおります。

昨日はストーンズの東京ドームライブだった。あんなに待ち望み、よだれと涙を流す準備までして行ったのに、もうすでに思い出せないくらい記憶に薄く、幻にように終わってしまった。ミックキースもチャーリーもロニーも米粒より小さく、音は悪いわ聞こえないわで最悪。あんなひどいライブは初めてだ。TVで見てる方が感動したのかもな〜。ステージの目の前で見なきゃ意味がないや。

Have you fogotten?
なんて流行っているアメリカという国の人々は、同じ人間でもないし、同じ地球に住む生き物でもないんだろうと思う。宇宙の遙か彼方へ飛んでいって欲しい。Grooversの「遙かなる」を聴かせてやりたい。





3月8日(土)

下呂より


「チョロキチ」という食べ物を知っていますか?左写真のこの芋虫の幼虫みたいなのを飛騨地方下呂では「チェロキチ」と呼ぶらしい。俺は始めて食べたんだけれど、らっきょうみたいなもので、歯ごたえはしゃきしゃき。京都でもおせちに使うとか・・・もっと詳しいことを知ってる人は教えて下さい。

そしてまた飛騨地方下呂の手作りこんにゃくの刺身。これはつるっとしてさっぱりだけどしっかりこんにゃく芋の味と香りがしてたまらなく美味しかった。広島の神石というところもこんにゃくの産地なので、福山のスーパーでもたまに手作りこんにゃく、こんにゃくの刺身を見かけてはいたが、これほどお上品なお味ははじめて。こんにゃくはこれからまだまだ使える食材だ。煮ても焼いても、生でも美味いなんて。

今夜はNAI「苔プロジェクト」の打ち上げで、内木さんの故郷から取り寄せた下呂特産品づくし。その他ほうば味噌もありました。ほうば味噌セットはお土産にも頂きました。七輪買わなきゃ!





3月5日(水)

また晩餐


この部屋はあんまり明るくないので、夜の写真が美味そうに撮れない、照明を考えなければ。

大木さんと二人でしっぽり飲む予定が、屋根裏に置いたソファーをくれた友達の友達の友達と、もともとの俺の友達とその友達も参加して賑やかに。ハリハリ水菜にとろろをかけベーコンカリッとじゅう〜ドレッシング。鶏モモと野菜のハーブ焼き、鶏レバーと砂肝のパスタを作る。ここソレイユはキッチンがフォレストラブの3倍ぐらいはあるので5,6人の料理なら簡単に作れる。そして俺もだんだんこのキッチンに慣れてきて、中華鍋も朝顔コンロも使いこなせるようになってきた。コンロが2つあるのはこんなに便利なものか・・・フォレストラブでの料理は一つのコンロで作っていたのですよ、実は。

大木さんが持ってきてくれてた2本のワインが赤白2本共とても美味しく、感動。久しぶりにこんな美味いワインを飲んだぞ。ワイングラスがなくて申し訳ない。「でもリオハはこんな口の広いグラスで飲むんですよ」とごまかす。

桜の咲く前にはまた美味しいワインを飲もう。その前にもいつでも飲もう。何せこの部屋には桜が咲いている。(↓)





3月1日(土)

厚岸から牡蠣とホタテ


北海道の厚岸から牡蠣とホタテをお取り寄せ。クリーム色に輝くプリプリの牡蠣の写真を見た時、その場で電話番号を登録してはや1年と半年。やっと願いがかなった。食材がどっさり届くってのは血が騒ぐもんで、おっさんだけを集めて引越パーティー。

牡蠣はつるっと生でジェノベーゼタルタルソースを少しかけ、ホタテは貝柱を生で丼に、余った部分はニンニクで炒めてコチジャンで味を付け、ビビンバに。これにはおっさんたちも満面の笑みで大満足、熱いビビンバをうはうはと平らげていた。

桜の枝を机の上に飾り、明かりをあて、天井に大きく映し出される桜の影を眺めて酒を飲む。桜の枝っぷりはなんとも勢いがあって、俺達もこの勢いでがっしりいきたいもんだ。

牡蠣の殻とホタテの殻、何か使い道はないのだろうか?エコいアオヤマは気になる。



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