6月28日(土)

肉じゃが


やはり「週末のメシ」から抜け出せず。

「肉じゃが」なんていう和食の王道もたまには作ってみたりするんですが、あんまりね。食べたいんだけど得意じゃない。和食は味に奥行きがある、下拵えをちゃんとして、出汁をとって、灰汁を抜いて・・・という料理はなんかめんどくさくてする気がしない。が、食べたい。和食が一番だと思うから。ア〜食べたい、淡路のハモのしゃぶしゃぶがア〜食べたい、円福寺家の鰻がア〜食べたい。

肩がイテテテテティ、数日前から激痛。肩こりか寝違えたのか、呪いなのか分からないけどいっこうに治らん。こりゃいけんと木曜にプールへ行って今年初泳ぎ。しかし今度は肩の痛みに筋肉痛が追加され痺れるほどの痛さ。今日も泳いでみたがん〜あんまり良くなってないような。海で泳げば治るだろうか?あっ海といえば、そろそろサザエとウニ、アワビの採れる季節だ。

こないだNHKで放送された「イゾラド」、アマゾンに住む文明と接触したことのない人々。何だかすっげー引っかかってるんだけど。今日はそのビデオをもう一度見ながら「肉じゃが」を食べたのでした。




6月18日(水)

豚肩ロースとジャガイモ・赤インゲン豆の煮込み


「今日のメシ」がすっかり「週末のメシ」のようになっていたので、平日にもちゃんと更新します。そんなにめちゃくちゃ忙しいわけでもないのに、平日は時間に追われまともな料理が出来ないんだけど、今日は「ちゃんとメシをつくる」ということを目標にあげ1日を過ごす。

豚肩ロースを500g、ジャガイモと赤インゲン・セロリ・ニンニク・タマネギといっしょに鉄鍋で煮込む。食べるときにはレモンをぎゅっと搾って。

最近、「橋本治」の本をよく読む。俺がなんとなくそうだな〜と考えていることを見事に文章にしてくれているので、そういう能力が羨ましい。自分の中だけで治まっていてはダメで、それを他人に上手に伝えることが大切なのだ。本をたくさん抱えて、田んぼに囲まれた場所でしばらくトレーニングをしたい気分。




6月14日(土)

「ルヴァン」のパン


あ〜もう9時じゃんか〜と思って起きるとまだ8時前だったので今日は1時間得をした1日。

歩いて3分程の井の頭通り沿いに、大変有名な「ルヴァン」というパン屋さんがある。この店のパンは天然酵母パン(よく耳にするけどそれは何なのかどう違ってどんなに良いのか未だに分からないけど)で、噛んでしっかり噛みしめると顎に応える力強さがあって確かに美味しいんだけれど、でも天然酵母パンばかり食べていると疲れてきてたまには山崎パンとかの「2食ジャムパン」とか「なめらかクリームパン」とかのソフトすぎる安っぽいパンが食べたくなる。

がしかし、歩いてすぐの場所に美味しいパン屋さんがあって、朝焼きたての窯から取り出したばかりの熱いパンが食べられるというのは幸せの一つ。起きて顔洗ってパン屋へ向う。




6月8日(日)

豚の背脂チャーハン


ラードを作ったときのかす「豚の背脂」を使ってチャーハン。うん、おれのチャーハンはやはり美味いと今日も自画自賛。

7時頃からPARCOの本屋さんへぶらっと行く。渋谷はほんまに人が多くて恐ろしい。ゆっくり立ち読み、パラパラいろんな本を見てそろそろ帰ろうかなというときに、今夜はキリンカップ「日本vsアルゼンチン」をやってるのを知って急いで帰る。後半2分に帰宅。
それよりも杉山愛、全仏ダブルス制覇。さっき終わった。いや〜いい試合だったよ。たまには俺もテニスをしたい。




6月7日(土)

AUX BACCHANALES



明日で閉まってしまう原宿AUX BACCHANALES。5人で行ったので前菜もメインもデザートも5種類頼んで回し食い。行儀は悪いけど、楽しい食べ方ではある。お店はかなりの賑わい、写真をバシバシ撮る人はいるし、カメラもまわっている、料理は次々に運ばれ、パンもどんどん切りわけられる。全てのお客がガッツリ食いまくり飲みまくりその時を楽しんでる、大久保屋台村にも負けないくらいの勢い。

「鴨のコンフィ」も食べたんだけど、先週俺が作った「鶏のコンフィ」はかなり美味しかったんだと自画自賛。また作ろう。

今日は元気の一周忌。花菖蒲を飾る。




6月2日(月)

今日の花「石楠花」


西日に照らされる石楠花(しゃくなげ)の花。石楠花とはよく耳にするものの実物を確認したのは始めてのこと。薄い葉が密に重なり、「重なる」という日本的な形を感じる。

5月31日の横尾・西の結婚式はそれはまことにすばらしく、台風雨の中、神社の境内だけが別世界、世界一の空気が流れていた。その2次会で調理長をした俺はとてもうれしい気持ちでいっぱい、50人前の料理を楽しく作る。2日前から仕込み始めた「鶏肉のコンフィ」は鴨にも負けない深ーい味、豚の背脂を溶かしてラードをつくり、それにハーブやらニンニクやらを入れて鶏肉を数時間煮込む。鶏手羽70本、あっという間になくなった。美味かった。
群馬からは樽酒「力鶴」、神戸からは神戸牛、三重からは松阪牛3kg・・・

写真がないのです・・・。




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