9月28日(日)

Saint Emilion 1982とコンフィ



21年前のワイン、それは正座をして何かに感謝をしたくなるようなそんな感動的な味なのです。色も香も貫禄がある。というぐらいしか俺には書くことが出来ない。
1982というと俺は小学4年生、毎朝毎夕サッカーに明け暮れ、グランドを走り回っていた頃。1981とか1980という年号の記憶はあんまりないんだけれど、1982という数字からは小さい頃の記憶として残っているのだ。その1982にフランスででき、その後モナコの地下室で眠っていたワイン。

yokooはモナコにいるとき、この1982が毎日普通に食卓にあがり、うどんといっしょにでも飲んでいたという変態変人だ。

2ヶ月前に作って保存して置いたコンフィといっしょに、今夜はyokoo、akiko夫人と3人で堪能したのだった。
「フランスの一日に一本もワインがないのは、世の中に一日太陽がないのと同じだ」
「いいワインといいチーズの組み合わせは、いい結婚と同じよ」

とyokooは新婚の自分の妻を口説きながら。


我ながら美味そうな写真だ。↓のMASSAより美味そうじゃないか!変態万歳!!




9月25日(木)

豚耳コチジャン炒めゴーヤチップスふりかけ
鴨のブツ切りクリームソースピーチ風味


寒いぞ〜オイ!風邪ひくぞ、絶対風邪ひくぞ〜オイ!去年一昨年もちょうど今頃じゃった。来週辺り風邪ひきます宣言!
↓17日ではまだ短パンだったのに、今日は靴下はいてフリースまで着て、首にはタオルを巻いておる。寒いのだ〜!

で、今日は久〜しぶりにまじめに考えて料理をした。鴨ブツ切り、豚耳、牛頬、ゴーヤチップス、アボカド、スパイス類を買い込む。現金が足りず今日もカードで仕払う、気持ちよい買い込み。
豚耳はコチジャンではない方がいいみたい、色も付けず、もっとあっさり且つスパイシーに味付けするべきだった。俺も始めて使ったベトナム産ゴーヤチップスは正解。秋だし獣かなと思って鴨にしてみた。クリームソースのフルーツ風味というのはなかなか

先週の土曜日もNHK特集でFUNAIのポスエロ氏、やってましたな〜。見た人?




9月17日(水)

トマト生クリームソース、ルッコラペーストかけパスタ


8月より暑い9月、一月前の今頃はあんなに涼しかったのにぃ〜。
ここしばらく天気がいいものだから電車に乗ることもなく、毎日毎日自転車。そして暑いものだから短パン毎日。俺はぜったい立派なリーマンにはなれない。オージーザス、夏は短パンで過ごせる生活を!

ルッコラペーストは青臭く、ぴりっとルッコラの香も味もなくその辺の草の味。まっ、青汁みたいなもんか。淡路の兄よ、ポルチーニのペーストはどうじゃったかな?




9月11日(木)

チリコンカン(?)


今夜は仲秋の名月である。夜8時頃、東の方、ビルの隙間に見え隠れしながら大きな名月が上ってきた。両手を合わせて願い事をしたくなるような輝き。火星はすでにだいぶ離れた空の高くに輝いている。

そうそう、↑の黄身のような。チリコンカン:って何だ?豆と肉の煮込みをチリコンカンと呼んでも良いのか分からないがに名月をのせてみた。やっと夏がやってきたような暑さが続き料理をする気持ちになかなかなれない。買物へ行っても野菜は高く、美味しそうじゃないし。困った天気だが、この暑さと満月のせいで気持ちは高ぶる。

月の明かりは明るい。本が読めるくらい明るい。寝る前、しばらく外へ出て目を細め、月と火星を眺めた。他にも星がいくつか見えた。今夜のうさぎは足がSEXYだった。




9月6日(土)


MENU
・みる貝のマリネとパンツェネッラ からすみ添え
・シェフの田舎の桃のスープ仕立てとフォアグラのテリーヌ

・穴子と茄子のオーブン焼き

・ズワイガニと蓮根を詰めた白いかのソテー とうもろこしのピューレ添え
・ホロホロ鳥のラグーのクリームソース タリアテッレ
・床伏(とこぶし)の冷たいタリオリーニ
・カヴィティエッディ むきたけとオーストリッチのクリームソース

・ハーブ豚スペアリブのコンフィのグリル

このメニューを見て興奮せずにはいられない、ついに行くことが出来た「MASSA」、目の前で料理を作る神戸勝彦。メニューを見て「ん、なんじゃこれ!」と唾をのみ込み、そしてそれを味わい「はぁはぁ〜っ、こう来たか」と大いに納得する、それが楽しいのだ。ガツンガツンッと勝負に出ている一皿一皿がちょっと変態チックで良い。

お兄とほな女の「ソファー物語東京小旅」の夜を見事に飾ってくれた。良い勝負であった。



(c)shuya.ao 2001.06〜