11月26日(水)

Buon Compleanno !


いつもは静かな携帯なのに、今日は朝からメール受信を知らせる鐘の音が「ご〜んご〜ん ご〜〜〜ん♪」と鳴り響く。11月26日快晴、良い朝だ。
代々木公園へ散歩に行ってみると、今まさに銀杏の林が黄金色に輝き、下を見れば文字通りの落ち葉のふわふわ絨毯。はしゃぐ幼稚園児たち、三脚を担いだカメラおじさん、最近増加中のカメラおばさん、ギンナンを拾う人、朝寝のホームレス、ドーベルマンを連れたきれいなお姉さん、それぞれが優雅だ。この銀杏の林が東京を覆ってしまうほどの森になり、その森の中をうじゃうじゃと行き交う一千万人の人間。電車もゆっくり森の中を走る、なんかいいな〜そんな都市。

最近はほとんどみんなメールで、それもパソコンではなく携帯メール。電話をかけて来てくれたのは唯一お父だった。お母まで携帯メールで、まあお父は携帯なんて使ってないというのもあるけれど、やはり生声はうれしいもんだった。感謝。

メシはミートソースのフジッリfusilli。アニスとくちなしの実でほんのり甘い刺激を、31っぽく。生クリームをたらし、乳臭さも忘れずに。

30の年は全く静かに過ぎ去っていった。長く伸びてゆっくり跳ねる皺が一本できたように。




11月22日(土)

海老芋とサラダ


今日も山盛りサラダ。ほうれん草とレタスに鰹節をまぶし、ローストビーフ・ベーコン・茸・豆などを炒めて、ポン酢牡蠣醤油柚子胡椒タレ。鰹節をまぶすことによって、タレが絡まりやすくなるという発見。寒いので暖かめのサラダ。

銀座ニコンサロンへHAITIの写真を撮り続けている知り合いの写真展「Dancing Voodoo」。数ヶ月前までHAITIの日本領事館で働いていたという方と3人で、今日は楽しいHAITIの話。しかし、去年我々e&g研究所が送ったゴミ収集車とバイクは今どうなってるんだろうか?

駒場公園の銀杏は燃えているように色づき、日本庭園も冬の準備が始まっていた。
今夜はワールドカップラグビー決勝を観るのだ。




11月15日(土)

人参とツナ、豆のサラダ


時々、生の野菜をガッツリ食いたくなるときがある。ボールに一杯盛りつけてむしゃむしゃ、ばりばり平らげる。このときのドレッシングは、マヨネーズであったり、バルサミコであったり、柚子胡椒醤油であったりする。

先週末に新宿の花園神社で大酉があって社会見学。金曜の前夜祭は一人で写真を撮りに、やくざ・チンピラがたくさんいてカメラを構えることも出来ないような久々に味わうピーンと張りつめた緊張感。
土曜の本祭もイタリア人の友達を連れて日本見学。屋台の雰囲気が良く、どこも一杯なんだけどやっと見つけた空席のある店は高くて不味くて、屋台はそんなものなのかな。あの場所で普通に美味いものを食いたいだけなのに。
普段は何もない神社の境内にびっしりと屋台が並び、人で賑わい、そして次の日にはきれいさっぱり何もなくなる。「まつりのあと〜のさみぃ〜しさはぁ〜♪」(吉田拓郎)なのだ。




11月5日(水)

タンのハム風と鶏のポトフ


2,3週間前にタンを塩でもみ、その後赤ワインで煮込んでハムではないけどハムのように保存ができるようなものを作ってみた。作っている時から自分でも何を作っているのか、どんな風になるのかよく分かっていなかったので、これはまだ試作品。赤ワインで煮込むんじゃなくて、漬け込むだけでも良いのかもと思う。

寒くなるとポトフをよく作るけど、さつまいもを入れたポトフは始めて。これがまた美味いんじゃ。今回は鶏肉を使い、クローブで風味を付けたけど、さつまいもなので豚でも合うはず。豚と鶏、両方という手もあり。

野菜は近くの富ヶ谷商店街の八百屋さんで買うんだけれど、最近いつも閉まっていて長い休みか何かあったのかと心配していた。今朝も行くとまた閉まっていて、八百屋の前の肉屋のおっちゃんと話してると「八百屋は1時からだよぉ。朝はうちも2,3人しか客が来ねぇー。最近の女性はみんな忙しいぃんだ。」
富ヶ谷にも結構顔見知りが増えてきて、沼袋にいたときより地元になってきた。パン屋とか花屋、肉屋、八百屋、豆腐屋、裏のドイツ人と隣のおばあちゃんとか。



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