5月29日(土)

豚バラ八角炒め・トマトキンキンサラダ



自分でも忘れてしまうくらい更新できず、そして何より最近おれときたら〜、食の貧しさ。これではいかんと久々、ミミガー以来のまじめに鍋をふる。

こないだ中華料理屋で食べた一品を参考に、豚バラを八角・山椒・唐辛子・酢・砂糖・酒などでゆっくり炒め、上にパクチーをどっさり乗せる。八角の臭いは夏に良く合い、それに山椒とかパクチーとかの臭さも加わって元気の出る味。キュウリの薄切りがこれまた良い。

と、サラダ。トマトを薄切りにしてその上にセロリとこれまた細かく切ったトマトを乗せ、塩胡椒オリーブオイルとたっぷり酢。冷蔵庫でキンキンに冷やし、食べる前の取り出す。酢で咽せる夏の料理。

今日は始めて「日本橋」を渡った。上には高速道路、運河は真っ黒、ビルが建ち並び、車もひっきりなし、それなのにそこには江戸の空気が残っていて自分でも驚くほど感動。難しい言葉でいうところのゲニウスロキってやつで、甦ることができるだけの力を持った場所。江戸は楽しそうだな〜。




5月9日(日)

お多津のラーメン


岡山県の一番西、笠岡という港町に「お多津」という日本料理屋さんがある。そこで月2回ほどのペースで開催されるラーメンの日。近所の老若男女が列をなし、それに混じって遠くからやって来たラオタと呼ばれる見るからにラオタだという人たちも列をなす。その日だけは讃岐のうどん屋にも似たような俺の好きな光景。近所の人たち、爺さん婆さん、子供達までもがその日を楽しみに集まってきているというのがすばらしい。近所に住んでる俺の同級生にまでも会ってしまった。

味はもちろんNo1で、感心するしかない。毎回、違う味のラーメンが作られるんだけど、今日は魚スープのあっさり味、麺細め、蒸し鶏乗せ。その前にわざわざ送ってもらったラーメンは魚のアラを5日間煮込んで出汁をとったという、ギリギリセーフの臭い酸っぱい変態的な味。

料理人の羽原さんもとっても良い人で、数年前の新春セッションで俺のギターも誉めてくれた。今年の夏はいっしょにキャンプにでも行きたいな〜。




5月4日(火)

ミミガーとセロリの炒め;モンゴルソース



味は薄めであっさりと、しかしながらしっかり臭く、ガッツリサッパリとしたミミガー料理はできないものかとしばらく頭にあった。これにもモンゴルソースが使える。セロリと炒めるというのがまた良く合うのだ。

このミミガーもTAVELTの肉屋でのお気に入り。燻製してないミミガーが手に入る店はなかなか無いのだ。ミミガーコリコリで顎が痛くなる。

見るニュース番組が無くて困る。こないだ始まった番組も、ありゃどうしようもないな。見ていて不快になるニュース番組というのも珍しい。ただニュースという出来事を正確に伝えてくれさえすれば良いのに、不必要な情報やコメントが多すぎる。ニュースを伝えてくれればあとは自分で考えるから、いらんことはせんで欲しいんだけど。ニュース番組ぐらいまともであって欲しいよな。TVは落ちていく一方だ。




5月3日(月)

生野菜クルミドレッシングと子羊のもも肉のグリル;モンゴルソース



久々の更新。なかなかまじめに料理をする時間が無く、10分で作る料理と外食続き。野菜と肉不足。
なので今夜は野菜と肉をがっつり、ゆっくり食す。GWで富ヶ谷商店街は八百屋も肉屋も休みなので、代官山TAVELTへ。たまに行くと、値段は高いが盛り上がる。肉屋は特に品が良く、そのわりに値段も安く、いつも500gとか1kgとか塊で買ってしまう。本日の収穫は子羊のもも肉500g。

にんにくや焼きトマト、唐辛子などをすり鉢でつぶして作る「モンゴルソース」というのを何かで読んだ記憶がある。作り方はまあ適当なんだけど、その名前が美味そうなのでいつかやってみようと思っていた。そのモンゴルソースというやつを焼いた子羊のもも肉にかけてみる。こりゃあ美味い。驚くほど柔らかい、ほんのり羊臭く、ほんのり乳臭さの残る子羊にぴったり。美味いね〜。

それと先週貰って飲み始めた鹿児島の芋焼酎「鉄幹」。これもまた美味いのだ。最近出てきた薄かったり、わざとらしかったりする焼酎ではなく、昔から普通に飲まれていた普通に美味しい本物の味。何にでもよく合う。

落ち着いた〜。



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