分厚い鰤に巨大な渡り蟹、山盛りの牡蠣フライ。東京にいるときはほぼ肉しか食べない俺も、福山へ帰るとその肉生活を反転したかのような魚介類生活。鰤の切り身がざるの上に美しく盛られ、淡路島の渡り蟹は大雪の中、7時間もかけてお兄によって輸送されてきた。牡蠣は袋詰めにされた1kgが冷蔵庫に常備されている。 青山家お正月へ向けての晩餐会初日、そして今日は2004年の食い納め。 今年は出会いのある素晴らしい年でした。◎ |
昨日のあん肝をゆでた出汁を使ってお粥を作る。 今日は午前中家にいたのでお昼ご飯にお粥。 土鍋を買ったのです。それも「土楽鍋」といわれる伊賀の黒鍋を。鍋を火から下ろしてもぐつぐつ・・ぐつぐつ。そのぐつぐつっぷりが何とも美味そうで、そして実際美味いのだ。文字通り鍋が楽しくなる土鍋。火の通り方、まわり方が良くできてるんだろうなあ。 この土鍋はごっつい厚みで、かなりの高温にも耐えられるらしいので、今後の活躍が期待される。この冬は「土楽鍋」で楽しむ。 |
今年も開催「ふくの会」、遙々山口からやって来てくれた天然トラフグ様。白子付き。 てっさを箸でつかむときにその人の人柄がよく分かる。どうしても遠慮してしまいがんばっても3枚しかつかめない人、人目を気にせずがががっと5枚つかめる人。てっさ3枚と4枚では口に広がる触感と味が全く違うのだ。「てっさ3枚と4枚の法則」。てっさは箸をねかせ4枚か5枚をがががっとつかみ、素早く食うべし。 ふくの皮はサラダに。あん肝を出汁でさっとゆで、細かくたたき、醤油・酒・柚子胡椒・すだちなどといっしょにタレをつくり、水菜・白菜・ラディッシュそしてふく皮と和える。絶品。一番人気。 酒は山口と広島の酒。 有終の美を飾る雑炊もそれはそれは美しく、美味でございました。 来年もまたトラフグ様に会えることを楽しみに。 |
(c)shuya.ao 2001.06〜 |