3月17日(木)

風邪療法


ノドイガノドイガ。

月曜夕方から急に喉が腫れだして風邪の道へ。俺の風邪はいつも喉からやって来る。昨日は体の芯から寒く、今日は唾も飲み込めないくらい喉が痛い。しかし、風邪をひいていても食欲はいつもと変わらずある。むしろいつもより腹の減りは早いくらいで、少ない量をたくさんの回数食べるようになる。

風邪の時は、生姜と蜂蜜たっぷりのジンジャーティーを飲む、タイの人からもらったレモングラスティーを飲む、アボカドを半分に割り種の部分に醤油をたらしレモンを搾りスプーンですくって食べる、肉も少しずつ食べる、バナナを食べる・・・など。

今日は塩豚とネギのビーフンに香菜たっぷりと、鶏と蕪の豆乳鍋生姜たっぷりのメニュー。

あ〜しんど。抗生物質送ってくれ。




3月5日(土)

土楽鍋で鶏鍋とイナムラショウゾウ


3年ほどずーっと心にためていたイナムラショウゾウ氏のケーキ、やっと食べた。並んで買った。寒い中、30分以上も並んで買った。行列はラーメン屋とも、代官山や青山のお洒落なケーキ屋さんとも違う種類の行列で、谷中霊園横のその静かな場所はただならぬ雰囲気。専用のやさしい警備員まで立っている。

上野へは唐招提寺展の鑑真和上像と廬舎那仏を見に行ったのだった。仏像を前に渋谷のような人混み様でまず驚く。仏像というものは静かな場所で向き合うべきだとは思うけれど、あんな人混みにもまれて限られた時間だけ拝むという向き合い方もあるようだ。昔から御開帳のときにはこんな様子だったのだろうなあ。仏像ブーム。仏像カフェなんてものが登場しそうだ。

と、Siciliaからやってきた「踊るサテュロス」。まさかこんなところで出会えるとは。唐招提寺は1200年前、サテュロスは2000年前。

谷口さんの法隆寺館、前川さんの都美術館で食事、安藤さんの子供図書館へも。

イナムラさんのケーキは仕事が丁寧で、まじめで技ありで良く伝わってくる味だった。俺は甘いものも好きだけれど、ケーキはあまり甘くないのが好きで、でもイナムラさんのケーキを食べてやはりケーキというのは甘いものだなだということを知らされた。


実りある一日でした。



(c)shuya.ao 2001.06〜