7月31日(日)

chorizで一杯 → 豆腐料理


湿った天気が続く。夏休みを来週に控え、シンデレラ飯が続く。昨日一昨日は連続でOB会。初日60人、二日目40人。北欧の近代建築、インドのコルビュジエ。クーラー病で喉をやられた。

鷺沼へ豆腐料理を食べに行く前にチョリスで一杯。外のベンチに座るとスプマンテがぬかれ、料理が次々と運ばれてくる。芋とタマネギの鉄鍋焼き、レバーのワイン煮ジンジャーシナモン風味、豚肉のパテなど。夏の夕暮れ、外での軽い食事は最高で、中でもこのレバーは絶品。美味かったぜよ古田さん、11月は頼んだで。チョリスに名店印

水の音を聞きながらの豆腐料理。ジュンサイの出汁に浮かべた丸い豆腐。夏らしい粋な食べ方だ。

そうだ、先週肉にかぶりつこうと久しぶりにTAVELTへ行ったところ何と閉店。結構お客も多かったと思ったのになあ、あんなに良い肉屋はなかなか見つからない、都会でしかあり得ない店でがんばってたのに。まじめにがんばってる店ほどなくなってしまう、東京は均一になっていく、そんな世の中だ。復活を願う。




7月9日(土)

恵比寿スペイン風のBarへ


噂の中華へ行くか、例のフレンチへ行くか、それとも江戸の趣を残す粋な居酒屋を探すか、東京でのメシはいつも決まらない。結局今回は、最近話題の「立ち飲み」を攻めに恵比寿へ。島のお兄が去年9月以来の上京。

土曜の夜7:30、待ち合わせで賑わう恵比寿駅で俺達も待ち合わせ、まずは焼き鳥をさらっとしばいてみる。可もなく不可もなく、趣なし。
大雨の中、お兄の確かな嗅覚で2軒目発見。スペイン風Bar、賑わっている。目の前に生ハムの足がぶら下がり、大きなパルメジャーノもカウンターにどんとおいてある。良い。シェリーを飲みながらの生ハム、砂肝のオイル焼き、ヤリイカのフリットなど、気の利いたメニューが多い。爪楊枝までがスペインと同じだ。

スペインではこういうBarで夕方から軽く飲み始め、その後10時頃に開店するレストランではちゃんと椅子に座って食事をする。とにかく良く飲み、良く食べ、良く喋る。

軽く飲んで軽くつまんでさらっと通り過ぎる、次へ急ぐ、そういうやり方は江戸風でもあった。




7月2日(土)

雨期の豊かな和食


「梅雨」という綺麗な言葉で呼ぶよりは、「雨期」という雑な言葉で呼ぶ方が正しいような乾かない蒸し暑い気候。今は雨期。
こんな天気が続くとお腹の調子は全くもってポンポコリーノだ。珈琲ダメ、肉ダメ、オリーブ油ダメ、揚げ物ダメ、辛いものもNO。

なので今夜はスバラスィくヘルスィな料理を。トマトの酸っぱいサラダ、冬瓜と鶏肉のホタテスープあんかけ、焼きナス、豆腐とオクラ、レバーの生姜煮、赤米まぜご飯、果物はプラム。和食はこんなにも豊かなのだ。暑くなると欲しくなる冬瓜は乾燥ホタテを戻した出汁でホワホワになるまで煮る。蜂蜜を加えると本物らしい味になる。そういえば、中華料理では蜂蜜を良く使う。タイ料理も砂糖をたくさん使うし、和食にも砂糖や味醂など甘いものを使うのが当たり前だ。甘いと感じることはそんなにないんだけれど。

今年のウィンブルドン女子決勝。試合は面白かったがアップの映像はきつかったなあ。シュラポワに負けた15才の女子が楽しみだ。

7月は勢いよく。




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