8月お盆

福山にて




「こりゃあどうなっとんなあ」というくらいにぶち暑く、午後は外へ出られない福山。脳天が焦げるで。夕方少し風が吹いて涼しくなったかと思いきや、夜になると昼間カンカンに熱せられたアスファルトからの発熱でまたもわっと暑くなる、風は吹かない凪。アスファルト地獄問題。

植木に水やり、自分も水浴び、テラスで過ごしてみるがしばらくするとクーラーの中に逃げざるを得ない。参ったクーラー生活。

こんなに暑いのに車に乗ってガソリン燃やしてさらに熱気を出して遠出する気にもならず、今年は家で読書とシエスタの日々。福山にできた新しい図書館も見学。やっと文化的な建物が一つできたという思い。利用者多くええ感じ。上手に使ってほしい。

ここでしか味わえない一彦さん弾き語り@ポレポレ。故郷の空気がたまらない。俺も一彦さんに負けないくらいかっこええお父さんにならなければ。
タイミングよくどんど祭り@ポレポレにも参加。テツ&アヤに加わり唄い上げる。気持ちええの〜。さちほさんにも再会。

旅の途中のみほちゃん来福で再会。その他来客多し。健康の話と、野菜の話と、子どもの話。

鱸は釣れなかったらしいがウニにアワビにサザエにタコにカンパチに鱧、島の幸をたんまり抱えてnyny帰福。夏恒例の鱧しゃぶ。アツアツプリプリ。ウニに飛びつく我々を横目に「ウニは海で捕ってそのまま海水でさっと洗って食うのが一番美味いんで。売っとるやつはこの木の容器の匂いがうつってイケン」とその木の容器をペンペン突つきながらあまり手をつけないnyny。恐るべし島民。

少し暑さの和らいだ日、保育園へHR-C冷暖房の見学。風なく音なく、ヒンヤリとした冷え方。鍾乳洞のような空気というのか、自然な感じがする。冷房問題を考える。

芦田川も少し涼しい風が吹いてきた。

行きは『文芸春秋』を読みあさり、帰りは頭を雲の上に出した富士山を眺めながら飛ぶ。

日常を大切に。ボローニャ方式で。




8月8日(金)





やっと昨日から夏の空になった。雲の形が変わり、空が青く高くなった。

今年もゴーヤは調子よくぐいぐい伸びる。伸びることだけを楽しみにすれば3階程度の高さなら楽に伸びるのかも。電信柱にネットを張ってゲリラ的に植えてあるゴーヤを見てそう思った。

昨日一区切り付き、神宮花火を振り向きながらamsedit夏の会。

今日は自由な時間。夏の課題図書を探しに本屋へ、その後ロシアアヴァンギャルド展。夜は北京オリンピック開会式。人海戦術。鼻につく中華人民共和国。



(c)shuya.ao 2001.06〜